RoundhoseのPamelaという名の機関車です。サドルタンクですが、そのタンクとキャブの間に石炭を載せるタイプです。この機関車は、ガスではなくアルコール焚きです。Roudhouseは、1985年頃にガス焚きへ移行します(そのまえはオプションでした)ので、それよりもまえの製品になります。しかも、ボイラは炙り式ですから、炎の排気は煙突に出ません。ボイラの下に水管が3本、アルコールのバーナはパイプ式のものが4つです。
ゲージは32mmに固定されています。ばらばらにしてスペーサを取り出せば、45mmにもなるようですが、簡単ではありません。キャブ内にはレギュレータしかなく、屋根と後壁が一緒に取り外せますが、操作をするものがないので、外す必要があまりありません。もちろん、炙り式なのでブロアファンも不要です。炎の音がしないので大変静かですが、逆に着火したかどうかがわかりにくいのが欠点。
気温が低い(1℃)のによく走りました。アルコールタンクは50ccなので、スチームアップに半分取られ、走行は5分くらいでした。バルブギアはなく、スリップエキセン式です。
RoundhouseのHPで見たところ、1984のDylanが近いのですが、キャブの屋根が違います。Pameraの名は見つかりませんでした。いずれにしも、同社の看板機関車Lady Anneの系列です。
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