あちらこちらを応急措置的に直して、スチームアップをしてみることしました。
特に、左エンジンへの給気管が問題ですが、写真のように、問題のエルボゥ部にアルミテープを巻きました。巻くまえに、シーリング材を塗り込んで、クラックに染み込ませたつもりです。
努力の甲斐あって、安全弁が吹くまでは、どこからも蒸気が漏れませんでした。配管のチェックは功を奏したようです。
実際に走ってみたところ、まだ弱々しいのですが、まえよりはずっと良くなりました。ただ、レギュレータを引くと、蒸気は給気管やエンジン部から漏れます。
走ると、排気ブロアが利いて、ますます火が強くなり、圧力の維持は簡単のようです。
そろそろバックで戻ろうかと思ったとき、逆転機が動かないことに気づきました。レバーのバネを抜く機構が壊れていました。しかたがないので、ドライバを使って、なんとかレバーを動かしました。
バックで戻ってきました。前進より、多少調子が悪いようです。
左の給気管は、力がかかるところで蒸気が盛大に漏れます。その損失は馬鹿になりません。やはりテープくらいでは無理のようです。
ということで、逆転機の修理のために、試運転は終了となりました。給気管のエルボゥも、パーツごと作り直すことにしましょう。エンジンも取り外して、下側のシーリングをし直したいと思います。
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