ハイスラのエアテスト
2018-08-31


 ハイスラのつづきです。走ることは走るが、力が出ません。圧力不足とは思えない状況。
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 とりあえず、メインラインを走り、第一ガレージへ向かいました。
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 水漏れも酷く、軸動ポンプ周辺でかなり漏れます。チェックバルブの点検が必要です。リターンはありますが、ボイラ内へフィードしているか怪しい感じです。
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 ハンドポンプで水を送りながら、ヤードに辿り着き、リバース線で方向を変えました。
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 走っているところの動画も撮りましたが、万全ではないので、公開しません。給水に不備があるので、長時間の運転は無理と判断。アッシュピットで灰を落としているところ。
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 サイドのハッチを開けて、左右に燃え殻を落とします。煙室内の煤も掃除しました。
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 火格子は、右側から引き出せます。
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 夜になって、第一ガレージでエアテストをしました。バルブギアの調整が必要だと思われたためです。ところが、エアではとてもスムーズにエンジンと動輪が回ることがわかりました。バルブ室やエンジンを分解しなくて良かった。どうやら、ボイラフィッティング(特にレギュレータ)に問題がありそう。
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 また、給油機のオイルが給気まで届いていなかったので、経路を全部確かめたら、チェックバルブではなく、最後の銅管が完全に詰まっていました。温めて抜けるかもしれませんが、駄目ならば、作り直します。
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 だんだんこの機関車のことがわかってきました。塗装は新しく、ボイラ検査も再来年まで有効なのですが、かなり以前(たぶん20年以上まえ)から動いていないため、方々の配管やバルブが固まっているようです。初歩的なチェックをしなければなりませんが、ボイラとエンジンはOKなので、ほっとしました。
[車両]

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