AccucraftのHunslet 0-4-0
2013-07-04


 Accucraftから新発売のHunsletです。先月発売で、あちらこちらで見かけるようになりました。実は、写真の機関車は僕のものではなく、近所のモデラが見せびらかしに持ってきたものです(羨ましい!)。7/8インチスケールなので、非常に大きく、たとえば、標準ゲージなら5インチゲージの機関車と並べても良いくらいの縮尺です。この模型は45mmにも32mmにもできますが、それぞれ、実物の24インチゲージと18インチゲージに対応します。
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 このまえご紹介した、Emmaと同じスケールです。もしかしたら、ボイラも同じかもしれません。だいたい同じ大きさでした。しかし、車輪は小さく、腰の低いプロポーションがハンスレットらしい雰囲気です。写真の人形がスケールに合っています。オープンキャブで、欠伸軽便のLady Madcapとほぼ同型です(特に、スチームドームが似ています)。水面計はありませんが(小さなダミィの水面計はあります)、オーバフローバルブがあります。あとは一通り装備していて、小さい圧力計も良い感じです。安全弁は、実物のようにテコとスプリングのタイプ。今日は、火を入れませんでしたが、ボイラへの水は、サドルタンク上のハッチから入れます。無給水でも、大きなボイラなのでEmmaのように、30分くらいは走るでしょう。
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 バルブギアも再現され、値段(800ポンド弱)の割にはしっかりとした作りです。塗装は、Roundhouseかと思うほど綺麗。サイドロッドが赤かったら良かったですね。あと、ネームプレートとかスコップは付属していないそうです。サードパーティ任せにして、値段を下げたのでしょう。既に、DJBモデルエンジニアリングからは、シリンダの前に付く自動ドレンコックが発売されています。是非付けたいですね。
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 1年以上まえから発売のアナウンスがあって、首を長くして待っていました。模型屋で注文を取り始めたら予約しようと思っていて、今年の1月だったかに、予約開始になったのですが、なんとその時点では既に最初のバッチは売切れ。僕は、黒いのと赤いのの2台を予約しましたが、第2バッチは秋だそうです。ですから、もう少しの我慢です。イギリスで、この機関車がいかに人気が高いかが知れます。日本では、運転会でも雑誌でも模型にお目にかかることは少なく、Hunsletという名前さえあまり聞きません。むしろ、Bagnalの方が名が通っているくらいです。
 ちなみに、写真の人形は欠伸軽便のスタッフ。そして、客車はいつも登場するIPエンジニアリングのキット製で、実は32mmゲージなので、線路にのっていません。
[車両]

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